「11月8日 いい刃の日」を前にSDGs( 国連が定めた持続可能な開発のための国際目標)達成に向け企業として力を入れる貝印株式会社(代表取締役社長:遠藤 宏治)が「KAI Edge Museum 刃物で切り開く未来」 と題したメディア向けオンラインイベントを開催。ゲストに女優、歌手で慈善団体 One of Love 代表の夏木マリさんと世界的ファッションモデルで国際協力NGO ジョイセフのアンバサダーを務める冨永愛さんを迎え、二人のコラボレーション製品の紹介と来春発売予定の貝印が「環境と未来」をテーマに生み出した「紙カミソリ™」を披露した。特設Webサイト「KAI Edge Museum」は11月8日(日)10時に公開。

「環境と未来」をテーマに生み出した「紙カミソリ™」

貝印は昨年「2030年までにディスポーザブルカミソリの分野でCo2排出量換算半減を目指す」と宣言。このような経緯を経て「環境と未来」をテーマに生み出された「紙カミソリ™」が誕生した。「環境に配慮したカミソリ」という価値だけでなく、「紙を使ったおしゃれで先進的なカミソリ」というコンセプトの実現をプレゼンテーションにて貝印副社長 遠藤浩彰氏は語った。

「環境と未来」をテーマにした貝印の考え る次世代の製品「紙カミソリ™」 撮影 BPM西田

夏木マリさん考案 「MARI KAMI HASAMI(マリカミハサミ)」

夏木さんは、環境に配慮し金属やプラスチックに代わるものとして紙を素材に作成したハサミ「MARI KAMI HASAMI(マリカミハサミ)」を提案。

色は夏木さんが代表を務める慈善団体One of Loveのテーマカラーのレッド。紙でできた素材なため、廃棄する際には紙として処分できるとのこと。夏木さんは、困難な課題を克服しここまで仕上げた技術者への称賛した。冨永愛さんは、夏木さんのハサミを「紙で出来ているハサミなので軽量でやさしい質感があり、硬度もあるのでみなさんに手に取ってほしい」と感想を述べた。

冨永愛さん考案 「AI brow tool pen(アイブローツールペン)」

冨永愛さんは、自分の名前の「AI」と「EYE」を掛け合わせたネーミング「AI brow tool pen(アイブローツールペン)」を紹介した。ハサミ、カミソリ、毛抜きが一体となり 1本で眉毛のケアができるツールペン。

冨永さんは、環境に配慮し素材は生分解性プラスチックを採用。色味は全ジェンダーを意識したアースカラーのレパートリーを提案し、見た目も肌障りにもやさしいものを選んだ。カミソリの刃の部分はリフィルで取り換えが可能とのこと。夏木さんからは、冨永さんに「素晴らしいアイデア!いろいろな用途が入っていて愛さんのインテリジェンスがでている。」と感嘆した。

特設Webサイト「KAI Edge Museum」11月8日10時に公開 !

2020年11月8日(日)に未来に向けて刃物の新たな可能性を提案する特設Webサイト 「KAI Edge Museum」を公開する!

特設Webサイト「KAI Edge Museum」 (リンクは2020年11月8日更新予定)