人生の様々なめぐり合わせで、「ペーパーフラワーアーティスト」という天職に出会い数々の作品に挑戦し続けるマグノリアアート代表のSAYUMIさん。好きなことを仕事にし、さらには自らが作り出すアートによって人の心を癒したいと考える!そんな輝く日々を送られているSAYUMIさんにBPM編集長西田がお話しを伺いました!

ペーパーフラワーアーティストSAYUMIさんが手がける巨大フラワーアートの作品

BPM西田:ペーパーアートに出会ったきっかけを教えてください。

Sayumiさん:NYのダイナミックなディスプレイやショーウィンドウ、美術館やモニュメントなど街を歩くだけで多くのアートに触れ合う中で心が癒され、いつかこんな作品を、人の心を癒せるものを自ら生み出して行けるようになりたいと感じていました。

SAYUMIさんが世界で出会ったアーティスティックなモニュメント

BPM西田:そのようなNYでのアートとの出会いがなぜペーパーフラワーアートにつながったのですか?

Sayumiさん:帰国後にフラワーデザイン界のトップアーティストに出会う機会があって、お花の世界の楽しさを見せていただきました。その後フラワーアーティストを志しました。そんな中でNYで見たペーパーフラワーをふと思い出し、お花の癒しとペーパーアートの表現の幅広さで、NYで感じた世界観が作り出せるのではと思い、紙で大きな花を作り始めたことがきっかけです。

SAYUMIさんがニューヨークの町並みで触れた人に癒しを与えるアート

BPM西田:アートとの出会い、人との出会いがこのような美しい作品を作り出したきっかけなのですね! 実際にデザインなどはどこで学ばれたのですか?

Sayumiさん:NYのArt Student Leagueに留学し、デッサンでバランス、油絵で色彩を学びました。

BPM西田:本場ニューヨークで学ばれたのですね!

Sayumi さん:またアート研究の為にフランスのオランジェリー美術館やその他オルセー美術館など10か所以上の美術館を訪問しました。

SAYUMIさんがフランスで研究のために廻ったパリのオルセー美術館

BPM西田:ニューヨークの次は、芸術の都パリですか? SAYUMIさんのペーパーフラワーに壮大さを感じるのはそこなのかもしれないですね!

SAYUMI:ペーパーフラワーは生花を見たり様々なアート鑑賞や経験を重ねながらヒントを得て制作しています。

東京近代美術館の中にあるミクニレストランのSAYUMIさんが手がけた作品

BPM西田:SAYUMIさんが手がけてきたお仕事についてお聞かせいただけますか?

Sayumiさん:施工実績としては東京近代美術館の中にあるミクニレストランやテレビCM、大手企業のPRイベント、アパレル、ブライダル等があります。依頼内容は様々で、完全にお任せであったり、フレンチレストランでは春メニューを食べて感じたインスピレーションで春の装飾を作るという依頼もありました。

BPM西田:食をインスピレーションでアートとして表現する……なんて素敵なんでしょう!

SAYUMIさん:野外や子供たちが沢山触れるような場面では紙以外の素材でお花を作ることもあります。

SAYUMIさん制作風景

BPM西田:ペーパーアートの魅力は何だと思いますか?

SAYUMIさん:生花と比べると耐久性などコストパフォーマンスに優れ、1つ30 cmや1mの花などインパクトのある花を作り出すことができます。世界中には約20万種の花がありますが、ペーパーフラワーは季節関係なくその人、その時、その場所に合わせた独自のデザインで花を咲かせることができるのです。

また人が凄いと感じ、感動するのは心が動くときです。きれいなものを見たりダイナミックなものに触れる時でもあります。絵画を見て世界観に包み込まれてインパクトが強いものは、小さな作品よりも大きな作品であるように、ペーパーフラワーはダイナミックに表現することができます。

BPM西田:今、一番力を入れているお仕事はどのようなものですか?実際に、最近手がけたお仕事についてお聞かせいただけますか?

SAYUMIさん:成田空港国際線ラウンジの、日本を含めた世界中の国花を散りばめた大作を作成中です。ミクニレストランではエントランスドアの施工後、装飾の効果があり店内装飾も依頼され、来店したお客様が店内の装飾を見て紙でできていることに驚かれている様です。

2019年10月末に開催されたBPMビューティーセミナーのインスタスポット

BPM西田:Sayumiさんがペーパーアート作品を手掛ける際に、どのようなことを考えながら製作をしますか?BPMでもビューティートレンドセミナーで素敵なインスタグラムのスポットを手掛けてくださいましたが、イマジネーションなどどこからくるのでしょうか?

Sayumiさん:実際に飾られる場所や人や時をイメージしながら制作します。また空間イメージやコンセプトを大切にし、飾ることによってより空間や人が引き立つことを念頭に置いて、色味・大きさ・形・素材を調整しています。また、今回のBPMのビューティーセミナーはミスやミスターの方々がいらっしゃるという事でしたので、「美」をテーマとして美しさを引き立てられるような色味を合わせ、「上品」「美」を連想させるバラをチョイスしました。色味だけでなくバラ一つでも形によってエレガントな雰囲気から可愛い雰囲気などイメージに合わせて作り分けています。

2019年10月末に開催されたBPMビューティーセミナーのSAYUMIさんご本人に手掛けて頂いたインスタスポット

BPM西田:本当に素晴らしいお花をありがとうございました!実は、BPM編集長が校長を務めるお台場のEOKエアラインスクールの壁に今は移動して多くの客室乗務員を目指す生徒様型にSAYUMIさんの作品をご紹介しているんです!質問を変えますが、ペーパーフラワーアーティストという職種に就く前に、どのようなご経験をされてきましたか?

Sayumiさん:NYに留学し帰国後、フローリストに勤務して目黒雅叙園やガーデンウエディング等ブライダルを担当させていただきました。

BPM西:今後Sayumiさんが挑戦したいお仕事は?今後どのような展開をされたいですか?

Sayumiさん:ショーウィンドウのディスプレイなど、多くの人が行き交う中で一人でも多くの人の心を癒し、楽しい気持ちにさせられる様な作品を手掛けていきたいです。また将来的には活動の中で見て感じて来たことを子供たちに教えながら、アートの楽しさと感性を磨けるよう、教えていけたらと考えています。

さゆみさんが数ある中で一番好きなモクレンの花!会社名はその大好きなモクレンから名前をとってマグノリアと命名

BPM西田:数あるお花の中で一番好きなお花は?理由もお聞かせくださいませ。

Sayumiさん:好きは花はモクレンの花です。大きくダイナミックな花を咲かせ、短い期間にわっと咲く特別感と儚さがあります。モクレンの花言葉が「慈愛」であるように私自身も大きな愛で包み込むような作品を作り出していきたいと考えています。モクレンを英語で言うと「マグノリア」で、そこから名付けたのが私が運営する「マグノリア アート」です。

BPM西田:最後に読者のみなさんにメッセージをお願い致します!

Sayumiさん:今こうして好きな事に巡り合えたのは人との出会いとNYへの留学で、きっかけでもあり分岐点となりました。一見時間とお金の無駄のように思える出来事も後になって効いてきます。皆さんも一歩踏み出す勇気を持ってください!

BPM西田:SAYUMIさん素晴らしい作品と素敵なお話をありがとうございました!

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