7月13日 福岡にて『ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU』が開催され、 全23試合中12試合がKO決着という壮絶な戦いが繰り広げられ、会場は終始興奮と歓声の渦に包まれ、熱気あふれる一日となった。

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K-Jee、王者ロエルに挑むもKO敗退 地元での復活戦は惜しくも届かず

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K-1 WORKD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R ロエル・マナート(オランダ) VS K-Jee|勝者:ロエル(KO 2R 0分00秒)

K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチのメインイベントは、地元・福岡出身のK-Jee選手が王者ロエル・マナート選手に挑戦しました。

1ラウンド開始直後から、両者は一歩も引かず、ローやカーフキックを交錯させる緊迫した展開に。K-Jee選手は、果敢に右ハイキックやパンチを狙いながら王者に立ち向かいましたが、ロエル選手の強烈なローキックでダメージを負い、1R中に2度のダウンを喫しました。

それでも気力で立ち上がり2Rに臨みましたが、開始直後にパンチ連打と右ローキックを受け、3度目のダウン。この一撃で試合はKO決着となり、K-Jee選手の挑戦は惜しくも実を結びませんでした。

今回の挑戦は、無差別級への転向後初のK-1本戦であり、K-Jee選手にとって地元ファンの前での復活の舞台でもありました。勝利には届かなかったものの、最後まで闘志を貫いた姿勢は、多くの観客の心を動かす熱戦となりました。

(文:K-1実行委員会提供リリースからの抜粋)

朝久裕貴、ボディ&連打でKO勝利。フランス王者を1R圧勝

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K-1ライト級/3分3R・延長1R 朝久裕貴 VS ブライアン・ラング(フランス)|勝者:朝久裕貴(1R 2分58秒)

ライト級国際戦では、朝久裕貴がフランスの4冠王者ブライアン・ラングを相手に1R 2分58秒、パンチ連打によるKO勝利。

序盤は互いに距離を探り合う展開でしたが、ラングのアッパーと左フックでやや押し込まれる場面も。しかし朝久は突如として飛び二段蹴りを放ち流れを変えると、左ボディブローでダウンを奪取。立ち上がったラングに対し、朝久は一気呵成の左右フック連打で仕留め、鮮やかにフィニッシュ。海外強豪を相手に実力を証明し、国内外のライト級戦線で存在感を放った一戦となりました。

KO勝ちの朝久(兄:裕貴)は「今後はK-1ライト級が空位。世界を知っている僕が一番強いです。ライト級トーナメントに僕を必ずいれてください。全試合KOで勝って優勝します。」と挨拶しました。

続いて、弟の泰央は、「KOで勝ってしゃべりたかったんですが、しゃべれなくて。K-1には俺たちがいる。K-1は沈んでもいない。終わっていない。始まってもいない。兄貴と一緒に盛り上げていきます。」と挨拶しました。

(文:K-1実行委員会提供リリースからの抜粋)

朝久泰央が2-0判定勝利。蹴りと前進で試合を支配

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K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R 朝久 泰央 VS ダニラ・クワチ(ベラルーシ)|勝者:朝久泰央 判定2-0(※30-29、29-29、30-29)

スーパー・ライト級注目の国際戦では、朝久泰央が“ベラルーシの切り込み隊長”ダニラ・クワチを相手に判定2-0で勝利を収めました。

1Rから両者とも多彩な攻撃を繰り出す激戦となり、朝久はインロー、三日月蹴り、バックブローで主導権を握りにかかるも、クワチもアッパーや飛びヒザで応戦。

2R以降は朝久のプレッシャーと巧みな蹴り技が徐々にクワチを押し込み、前進しながらの打撃で印象を残す。判定は30-29×2、29-29の2-0で朝久に軍配。復帰後の連勝を伸ばし、階級トップ戦線へ力強く存在を示しました。

(文:K-1実行委員会提供リリースからの抜粋)

寺田匠、圧巻の1R KO勝利。世界王者の貫禄を示す

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スーパーファイト/-59kg契約/3分3R・延長1R 寺田 匠 VS アンゲロス・カポニス(ギリシャ) 勝者:寺田 (1R 1分58秒)

寺田匠がギリシャの新鋭アンゲロス・カポニスを1R1分58秒、右フック一撃でKO。序盤からカポニスの左ハイやヒザ蹴りを冷静にさばき、的確なカーフとボディ攻撃で圧をかけ続けた寺田は、コーナーに追い詰めた場面で強烈な右フックを炸裂させ試合を決着。

ISKA世界王者としての実力を証明し、K-1バンタム級王者としての存在感を改めて印象付け、今後の国際戦線を牽引するエース候補としての地位を確かなものにした試合となりました。

KO勝利の寺田は、「応援ありがとうございました。現役王者なのに前半のセミで納得いかないところもあるけど、実力を見せれた。もう相手はいないし、スーパーフェザー級のレミー・パラとやりたい。倒すのは俺しかいない。自分は宮崎出身でスポンサーに支えられています。これからも強豪と戦っていきます」とアピールしました。

(文:K-1実行委員会提供リリースからの抜粋)

大久保琉唯が紫苑を一蹴。多彩な攻撃で鮮烈KO勝利

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-56kg契約/3分3R・延長1R 大久保 琉唯 VS 紫苑|勝者:大久保(1R 2分39秒)

大久保が紫苑を1R KOで下し、鮮烈な勝利を飾りました。序盤からカーフキックや鋭いジャブ、ミドルでリズムを作り、バックブローやヒザ蹴りなど多彩な攻撃で試合を支配。紫苑も応戦したが、有効打を奪えず防戦一方に。終盤、大久保のワンツーからの連打でダウンを奪い、最後は右ストレートから左フックを決めて圧巻のフィニッシュ。これで大久保は2連続KOの実績を伸ばし、-55kgタイトル戦線の存在感をより鮮明にする試合となりました。

大久保は試合終了後、「紫苑選手、勝ちたい気持ちが伝わりいい試合ができました。目標は年内に必ずK-1チャンピオンになること。叶えるために練習して勝ちます。僕は誰よりもK-1に熱い思いがあります。必ず会長と一緒にベルトを巻きたいと思います。K-1最高!」と挨拶しました。

(文:K-1実行委員会提供リリースからの抜粋)

放送スケジュール

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K-1 DONTAKU アーカイブ視聴URL:https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/CSFN8qtxhFX2cX