ショートドラマのコンペティション「マイナビショードラアワード2025」受賞式が4月16日都内で開催され、松本まりか、高嶋政伸、阿部なつき、鈴木おさむ がプレゼンターとして登壇。応募総数3,711作品の中から各賞が発表された。 「ショードラ」は、ソーシャルネットワーキングサービス・TikTokを始めとした“縦型ショート動画”がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれるこの時代に、“縦型ショート動画”の持つ〈身近さ〉と、ドラマの持つ〈物語性〉を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、ショートドラマプロジェクトのことで、今回で第二回となる「マイナビショードラアワード」は、誰もが動画づくりを楽しみ発信できる時代に斬新なアイデア、刺激的なコンテンツを産み出したクリエーターを表彰するために設けられた。 松本まりか エンターテイメントは舞台、映画、ドラマときて、新しいコンテンツであるショードラが生まれ始まり、それを伝統に変えていくという言葉に感銘を受けた。力のあるコンテンツになりえると思うし、注目度も高く、これからのショードラの可能性を感じると述べつつ、自身の作品に関しては、「また狂気か・・と言いましたが、狂気というのは、心臓の深いところから繋がらないと私もなかなか難しく、2日間の撮影はタイトでしたが、ここにすべてをつぎ込んでマネージャー役を演じました。マネージャーさん側の気持ちになって一語一句にこだわり、自分が憑依型と言われれいるからこそ、自分ツッコミのような台詞『役を演じるときは憑依させるのよ!』と言ってみるなど遊び心も入れ込んでみたので、是非見て頂きたいです。」ショードラの可能性と作品の見どころを語った。 また、「マネージャーさんは、ドラマのクレジットにも載ることはないんです。ずっと関わってくれているのに。そのマネージャーさん役をやることで、マネージャーという職業にスポットライトが当たるということがとても嬉しいことで、マネージャーがいなかったら私の仕事は成り立っていないですし、25年分の想いをのせて演じたので見て頂きたいと思います。」とマネージャーへの感謝を述べた。 高嶋政伸 ― 今後ショードラ作品に出演予定がありますが、今の気持ちを聞かせてください。 「縦型ドラマというのは、先月やらせて頂き今放送されているのですが、初めて見る縦の画で、見たことのない画作りなんです。テレビとか映画とかをイメージして演技してみると全然違う画で監督が撮っているのを見て、凄い可能性を感じました。縦型の見たことのない画と、短い時間にすべてが盛り込まれ完結していることに驚きました。そして、そこに入れて頂けることに、ワクワクすると同時に自分で研究してどういう表現方法が合っているのか、監督と話しながら確認していきたいなと思います。ですので、ショードラへの挑戦は、嬉しさや楽しみもありますが、同時に怖さもありますね。」 阿部なつき ― 過去にもショードラ作品に出演しておられましたが、いかがでしたか? 「1年前までただのインフルエンサーで、今日の名だたる俳優さんの中に私が居ていいものかという気持ちもありますが、ショードラで演技を初めて体験させて頂き、そのお陰でお仕事の幅が増えて凄く感謝しています。私は、今『沼野 愛』という周りをけっこうあざとく沼らせる役を演じているのですが、3日前に動画をあげて、インスタで3百万回位再生されていて、朝起きてバズっている喜びを感じました。これからもショードラを盛り上げていきたいと思います。」 森香澄 ― 最近は俳優としても活躍しておられます。今後挑戦してみたい役は? 「やってみたい役は、ドラマ制作に関わっている人たちって、とても個性的でおもしろいじゃないですか。独特の髪型や服装の人が多いので、その人たちにスポットライトを当てるのが面白いのではと思いますし、そのような作品に出てみたいと思います。」 鈴木おさむ クリエイター賞を受賞した『毎日はにかむ僕たちは。』に対し「世の中で大ヒットするものには、もちろん運もありますけど、絶対の正解があって、この作品は短い中にもこだわりまくった構成とこれでもかというくらいの詰め込みがある。それをみんなに伝わるように作っているのは監督の手腕だと思います。ここまで流行るものが作れるのは、チームや監督の力だと思います。現時点でのショートドラマブームが来ている中でこの作品が大きな正解をたたき出していると思います。本当にRespectします。」と絶賛した。 次ページは、マイナビショードラアワード2025 全受賞者を紹介します。 ページ: 1 2