ミスターコンテストは、一般的にはミスコンテストほど注目を集めないかもしれません。しかし、その裏側には出場者の魅力とストーリーが限りなく広がっています。今回ご紹介する現役高校教師の加藤郁哉(かとう・ふみや)さんは、過去3つのコンテストに出場し、ミスター・キャンパスではグランプリを受賞。加藤さんのキャリアや気になるミスターコンの舞台裏のお話を聞きながら、どんな人がミスターに選ばれるのか、お台場のBPMオフィスで聞きました。

BPM: こんにちは、加藤さん!今日は、お台場まで足をお運びいただきありがとうございます。まず初めに、ご自身の経歴について教えていただけますか?

加藤さん: こんにちは! 加藤郁哉です。5歳からサッカーとフットサルに打ち込み、高校卒業後スカウトをきっかけに、新たな世界に挑戦したくてモデル活動を始めました。大学卒業後は、モデルとして活動しながら、自分の表現力を伸ばし、言葉を通じて伝える仕事に興味を持ち、教員免許を取得し私立高校にて教員をしています。

BPM: 加藤さんは、普段はどのような趣味やアクティビティに時間を費やしていますか?

加藤さん: 普段は温泉巡りやグルメ巡りが趣味で、週に1回はカラオケにも行きます。福山雅治や菅田将暉の歌が好きで、アニソンも良く歌います!1人で行くことが多く、ストレス解消やリフレッシュする機会を大切にしています。

BPM: 加藤さんは、3つのミスターコンテストに出場経験がおありですが、出場するきっかけやコンテストの魅力について教えていただけますか?

加藤さん: 大学でのミス・ミスター・コンテストでグランプリを受賞し、その後ミスター・オブ・ミスターキャンパスコンテストやミスター・ジャパン2022に出場しました。参加することで自分の表現力や個性を磨く素晴らしい機会であり、同時に実績や目標を持った人たちとの人脈を築けることが大きな魅力です。

BPM: 加藤さんが実際に出場したコンテストについて教えていただけますか?

加藤さん:初めて出場したのは、専修大学ミス・ミスターコンテスト2019です。約5か月間にわたるweb投票と当日投票でグランプリを獲得しました。その後、ミスター・オブ・ミスター・キャンパスコンテスト2020に出場しました。各大学のグランプリや準グランプリ受賞者が出場資格を持つ大会です。最後に挑戦したのが、世界大会にもつながる、ミスター・ジャパン2022にファイナリストとして出場しました。内面を審査されるスピーチや外見を審査される水着でのウォーキング審査がありました。

BPM:コンテストに向けてどんな準備をしましたか?

加藤さん:アピアランスには肌や髪型、歩き方に気を遣いました。第一印象が重要なので、お風呂上がりには化粧水、パック、乳液、クリームなどで肌のケアをし、髪型も研究しました。ミスター・キャンパスでは告白シチュエーション企画や特技披露の審査で披露する和太鼓の練習をし、ミスター・ジャパンではスピーチやウォーキングの練習に力を入れました。

BPM: web投票のコツなどは、ありますか?

加藤さん:期間中は、SNSに毎日欠かさず1投稿を心がけていました。InstagramやX(旧:Twitter)に日常生活での出来事や外出した際の投稿など、トピックは様々でした。

BPM:ミスターコンの魅力はズバリ何だと思いますか?

加藤さん:ミスターコンへの参加は、自分の表現力や個性を磨く素晴らしい機会です。コンテスト当日は緊張するけれど、自分を人前でどう表現するか考える機会が貴重です。また、実績や目標を持った人たちとの人脈を築けることも大きな魅力で、その環境が自分を刺激します。

BPM: ミスターコンでの活動やメディア露出について教えていただけますか?

加藤さん:ミスター・コレクションや雑誌「FINE BOYS」への掲載、「TikTok」や「YouTube」での活動、「モデルプレス」や「Yahooニュース」、「LINEニュース」への掲載など、さまざまな経験をしました。

BPM: 観客からは見ることのできない、ミスターコンの裏側を教えてください

加藤さん: よく周りから「グランプリを目指すライバル同士、仲が悪そう」だとか「闇深そう」など言われることがありました。でも実際には、ファイナリスト同士は皆仲が良く、他のコンテストにも出場していた仲間と一緒になることもあったりと、お互いを高め合う関係でギスギスした雰囲気はないんですよ(笑)。

BPM: ウォーキング審査前、控室ではファイナリストたちが一斉に腕立て伏せや腹筋などの筋力トレーニングを始めたそうですね。その光景についてお聞かせいただけますか?

加藤さん: そうなんです。ウォーキング審査に備えて、控室ではファイナリスト全員が一丸となり筋トレを開始しました。各都道府県代表が一堂に会するステージだからこそ、より美しい姿を見てもらえるようにと、みんなが一生懸命に備えていたんです。

BPM: その瞬間、自身もトレーニングに参加されたそうですね。

加藤さん: 審査員や来場者の方々に、少しでもかっこいい姿を見てもらいたかったんです。自分自身も最高のパフォーマンスを見せたいという気持ちと、周りの仲間たちと協力し合って同じ目標に向かっていく姿勢を大切にしていました。それが結果的に、素晴らしいチームワークと刺激を生み出すことにつながりました。

BPM: 他のファイナリストたちと一緒にトレーニングをする中で感じたことや、刺激を受けたことはありますか?

加藤さん: はい。その光景を見て、一つ一つの物事に取り組む意識のレベルが非常に高いんだなと感じました。各都道府県から選ばれた方々が、自らの限界に挑戦し、より良いパフォーマンスを目指していた姿勢には驚きました。その中で刺激を受け、自分も彼らに負けないように全力でトレーニングに取り組みました。このように、ウォーキング審査前の控室でのトレーニングエピソードは、ファイナリストたちの意気込みや仲間意識が感じられる貴重な瞬間でした。

BPM: ミスターコンテストを通して得たことを今後のキャリアにどのように活かしたいですか?展望をお聞かせください。

加藤さん: ミスターコンテストを通して得た経験や人脈は、私のキャリアにおいて不可欠なものになりました。今後は、教育者としてだけでなく、モデルなど多岐にわたる分野での活動も視野に入れています。新たな挑戦に恐れず、常に成長したいと思います。

BPM: これからミスターコンを目指す方々へのメッセージをお願いします。

加藤さん: 簡単な道ではないかもしれません。第三者からの誹謗中傷や反対の声もあるでしょう。実際に、誹謗中傷される経験もしましたし、友人からからかわれるようなこともありました。ご家庭によっては、家族に反対される人もいるかもしれません。でも、自分の夢や目標のために、周りの意見に左右されず自分を貫き、悔いのない挑戦にしてください。そして、最後まで応援してくれた人たちに感謝をしてください。その先には、最高の出会いや達成感が待っています!

BPM: 加藤さん、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!加藤さんの更なるご活躍を心より楽しみにしています。

加藤郁哉さんのInstagramはコチラ https://www.instagram.com/kato52_fumiya

☆BPM編集部では、ミスコン・ミスターコンで受賞経験のある素敵な皆様にインタビュー記事にご登場いただく機会を設けております。ご興味のある方は>>BPM編集部までお問い合わせください。素晴らしい経験や魅力をお持ちの方々との出会いを楽しみにしております。