ミス日本 みどりの女神/ミス日本 ミス着物 小林優希さん

ー記者発表会や大会にて、小林さんが気に入っている質問と回答をお聞かせください。

大会本番で審査員の方から聞かれた質問なのですが、「今あなたが絵を描くとしたら、どのような絵を描きますか?」というものがありました。すぐに思い浮かんだのが「爆発」とタイトルの抽象画でした。真ん中の黒い点を「私」に見立て、そこから派生したカラフルな色は「周囲との出会い、学んだこと、感じたこと」で、将来への希望を表現している想定です。実は、このスピーチの最中に、思わず涙があふれてきたのです。スピーチで涙するのは決して良いこととは言えません。しかし、「抽象画」という視点で周りと差別化した点は良かったのではないかと思っています。

ー素晴らしいスピーチでしたよね。会場からの反応が多かったことを覚えています。

大会当日は、私が話すまでに順番的に時間がありました。私より前のファイナリストのスピーチを聞きながら、同時に自分自身の話の構成をどのようにしようか考えていました。工夫した点としては、質問を受けた直後に、話したい要素をいくつか脳内に浮かべ、その要素を展開する順番などを考えていました。他のファイナリストと回答が出来るだけ被らないように注意したこともポイントです。

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