吉田さくらさんが大会に向け努力したこと

ー吉田さんは、大会に向けてどのような意識で取り組まれましたか?

私は、3つのことを心がけました。まずは、「ファイナリスト同士の交流を大切にすること」です。小林さんとは、特に仲良しで勉強会の帰りに意見交換をしたり、一緒に美術館へ行くなど交流を楽しんでいました。一緒にがんばれる仲間がいると刺激を受けたり、辛い思いを共感したり、励まし合うことができました。小林さんが、最初に受賞者として名前を呼ばれた時は自分のことのように、本当に嬉しかったことを覚えています。

次に、「日頃から自分の意見を持つ」ことを心がけていました。新聞を読み、記事の内容に対し意見をまとめ、30秒ほどで話してみることを習慣にしていました。スーパーでピーマンを見た時や、お風呂場でシャンプーを目にした時など、様々な状況で瞬時に自分の言葉で話せるように訓練もしていました。これは、本番のスピーチのみならず、今後の人生においても役に立つと思っています。

最後に、「勉強会は常に全力で参加した」ことです。質疑応答の時間では必ず手を挙げる様にしていました。その際に、ただ質問をするだけでなく、自分の意見や思いを交えながら質問することを意識していました。

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