2020年11月22日(土)青山グランドホール(港区)にて、ミセスオブザイヤー2020 グランドファイナル日本大会(主催:株式会社アイビー・エンターテイメント)が開催された。記念すべき第一回目大会の受賞者はビューティー部門(20~40歳の女性)グランプリにヤング祐佳さん、エクセレント部門(41歳以上の女性)グランプリに伊原愛美さん、ゴージャス部門(30歳以上且つ婚姻経験のない女性)には関根由紀子さんが輝いた。ゲストには女優の杉本彩氏、タレントのパンチェッタ・ジローラモ氏、アーティストの花田優一氏、そしてファッションプロデューサーの植松晃士氏が登場。

コーラスユニットRe:Cordが奏でる「ジュピター」をBGMに、全国から集まった出場者がランウェイを歩く

コーラスユニットRe:Cordの美しい歌声を背景に、コンテスタント全員が優雅なウォーキングで入場。この日のために努力を重ねてきた自信に満ちた表情、無事にこの日を迎えることができたというすっきりした表情、いよいよ本番という緊張感が伝わってくる表情など、様々な気持ちが伝わるオープニングとなった。

コーラスユニットRe:Cordが奏でる「ジュピター」にのせて、全国から集まったコンテスタントが登場 ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田
コーラスユニットRe:Cordが奏でる「ジュピター」にのせて、全国から集まったコンテスタントが登場 ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ウォーキング審査とスピーチ審査

「自分の生き方」「キャリア」「女性としてのありかた」「SDGsへの想い」など自身のストーリーをスピーチに込め大会に挑んだ出場者たち。中には、手話を取り入れたり、フラダンスの動きをスピーチに反映した個性的なプレゼンテーションもあった。

美しいウォーキングとポージンズを披露したゴージャス部門グランプリ 関根由紀子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田
手話を取り入れたスピーチを披露した植さおりさん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

「カッコいい女性」杉本彩さんのストーリーが語られたトークショー

「カッコいい女性」杉本彩さんのストーリーが語られたトークショー BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

杉本さんのトークショーでは「カッコいい女性」「人生のストーリー」「SDGsとジェンダー平等」について語られた。杉本さんは自分の人生を振り返り、一見不幸な出来事と思えることは、実はものすごく自分の人生を切り拓くきっかけになること、自分が学び成長して成熟するきっかけになるものなんだと考えるようにしている。どんなことでも自分の捉え方次第でプラスの力に変えることができると述べた。また、本大会については、美しくドレスアップしたパワフルな女性が全国各地にこんなにもおられることを知り、女性が発揮できていない力やもっと多くの活躍の場もあるのではないかと思ったと。コンテスタントへのメッセージとしては、「SNSなどでの過剰な自己承認欲求を垣間見ることがあるじゃないですか?」と語りはじめ、「ある程度であれば、努力への動機やパワーになることはあるかと思うけれど、大人だからこそ自分よりも自分以外の利他の幸福や自分が社会にとって何が出来るか、そして誰かのために、何かのために自分がどう役立てるのか、そういうところをもっと考えていけるとさらに素敵な輝く大人の女性になると思います。豊かな愛情や余裕や思いやりがにじみ出ている女性を見ると、きっと若い女性も大人になるって素敵だなと感じてくれるじゃないかと思う。」と話した。また、杉本さんはアンチエイジングという言葉が好きではなく、ラブエイジングでいきたいと年齢を重ねることの楽しさと重要性を語った。

ミセスオブザイヤー2020アンバサダー出演のファッションショー

日本の伝統文化を今の時代に合わせた形として取り入れたライフスタイルブランドMICOTO8(ミコトエイト)の和ドレスを身にまといランウェイを歩くアンバサダーたち。 ステージを美しい和ドレスで彩った。

和ドレスを身にまといランウェイを歩くミセスオブザイヤー2020 アンバサダー ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田
和ドレスを身にまといランウェイを歩くミセスオブザイヤー2020 アンバサダー ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田
和ドレスを身にまといランウェイを歩くミセスオブザイヤー2020 アンバサダー ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

86歳の大会最年長 糸数千恵子さんとZOOM中継。「エイジレス・ビューティー賞」 が贈られた。

エイジレス・ビューティー賞を受賞した糸数千恵子さん

沖縄大会で準グランプリを獲得した大会最年長86歳の糸数千恵子さんには、ミセスオブザイヤーから「エイジレス・ビューティー賞」が贈られた。糸数さんは、昨今コロナ禍の状況を踏まえ日本大会への出場を辞退し、ZOOMによる特別出演となった。「このような大会に声だけでも出られることは一生に一度あるかないかの思い出になります。本当にありがとうございます。」と感謝の気持ちを述べた。また、美と健康の秘訣を聞かれると、32年間通っているスポーツジムでヨガ、ストレッチ、マシーンなど週3回体づくりに励んでいる。その甲斐あって86年間1度も入院したこともないとのこと。終始、「皆さんのお影です。」「ありがとうございます。」「感謝・感謝」と感謝の言葉を発する謙虚な糸数さん。また、「糸数さんにとって年齢とは?」という質問には「 年をとるのはあっという間 。あっという間に86歳になっていた気がします。」と重みのある率直な回答が述べられた。

ミセスオブザイヤー2020 各賞発表

イイ女賞 占部淑子さん(60歳)

イイ女賞 占部淑子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ベストドレッサー賞 Salan (サラン)さん(52歳)

ベストドレッサー賞 Salan (サラン)さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ベストスマイル賞 吉田香里奈さん(31歳)

ベストスマイル賞 吉田香里奈さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

特別審査員賞 髙松靖枝さん(50歳)

特別審査員賞 髙松靖枝さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ビューティー部門 グランプリ ヤング祐佳さん(39歳)

ビューティー部門 グランプリ ヤング祐佳さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ビューティー部門 準グランプリ 山本亜希子さん(40歳)

ビューティー部門 準グランプリ 山本亜希子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

エクセレント部門 グランプリ 伊原愛美さん(45歳)

エクセレント部門 グランプリ 伊原愛美さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

エクセレント部門 準グランプリ 西村幸知美さん(41歳)

エクセレント部門 準グランプリ 西村幸知美さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

エクセレント部門 準グランプリ 川那辺晶子さん(49歳)

エクセレント部門 準グランプリ 川那辺晶子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ゴージャス部門グランプリ 関根由紀子さん(43歳)

ゴージャス部門グランプリ 関根由紀子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

ゴージャス部門準グランプリ高井賀奈子さん(42歳)

ゴージャス部門準グランプリ高井賀奈子さん ©BPMビュティーページェントメディア撮影:西田

会場を盛り上げた豪華ゲストたち

トークショーに登壇したのは、女優の杉本彩氏、アーティストの花田優一氏、タレントのパンチェッタ・ジローラモ氏、そしてファッションプロデューサーの植松晃士氏の4名。30歳を超えた女性に魅力を感じるという自己アピールで会場を笑いで沸かせた花田さんは「一生懸命美しさを出そうとしている皆様の前にいると心が洗われる気がしました。おめでとうございます!」とコメント。植松さんは、「大人の女性の美しさにとって大切なことは自信を持つこと。その自信を持つためこれからも色々なことに挑戦していって欲しいです。」とエールを送った。また、ジローラモさんは、「日本人女性は世界遺産にしてもよいほど。肌も心も綺麗。これからも自信をつけて欲しい。」とユーモアたっぷりに話した。

BPMビュティーページェントメディア撮影:西田
タレントのパンチェッタ・ジローラモ氏 撮影:BPMビュティーページェントメディア西田
アーティストの花田優一氏 撮影:BPMビュティーページェントメディア西田
ファッションプロデューサーの植松晃士氏 撮影:BPMビュティーページェントメディア西田

大会オーガナイザー西村紗江子氏より挨拶

閉会の挨拶として、西村氏は大会の立ち上げのエピソードから社会への貢献など自らの想いをスピーチに込めた。そして大会に関わってくれた全ての人に感謝したい、またSDGsの達成のために、ゴール5に力を入れて活動に取り組んでいきたいと力強く語った。

大会オーガナイザー西村紗江子氏より挨拶 撮影:BPMビュティーページェントメディア西田

「カッコいい女性」をコンセプトに、人生に ストーリーを持ち内外面の美しさを持つ女性達が、家族や周囲を大切 にしながらも「自分らしく」「自分軸」を持ち、その能力を社会に貢献 すること。地方活性化のためのオピニオンリーダーを発掘育成すること。そして、そのことによりSDGsゴール5「ジェンダー平等」LGBTQハンデ ィキャップすべての人が適材適所でその能力を発揮できる社会つくり の達成を目指しております。 Mrs of the Year の考える「カッコいい女性」とは、人生100年時代に、 自身にリミットをつくらず、エイジレスでボーダレスにチャレンジを続ける愛と感謝に浴ねた女性です。

Mrs of the Year 2020 プレスリリースより

Mrs of the Year (ミセスオブザイヤー)2021 開催決定!2020年11月23日よりエントリー開始!現在全国11か所にて地区大会が決定。 詳しくは公式ホームページをご確認ください

Mrs of the Yearミセスオブザイヤー公式ホームページ