グローバル刃物メーカーの貝印が11月8日、今年で第7回目となる「いい刃の日」PRイベントを都内で開催。俳優 板垣李光人とデザイナー、アーティストとして活躍する篠原ともえ が貝印のミッション「切れ味とやさしさ」をテーマにエピソードトークを繰り広げた。 遠藤 浩彰 (えんどう ひろあき) 冒頭、遠藤社長より、11月8日を語呂合わせで「いい刃(物)の日」と設定し、貝印の未来に向けた取り組みを発信する日であること、今年で7年目を迎える中でこの1年間を振り返り、連結売上が535億円に伸長し、北米を中心に海外売上が堅調で、全社売上の過半数を占めるにまで成長していること、安定成長の要因の一つは、刃物を軸としながらも製品ポートフォリオバランスが良いことがあげられると説明した。今後も世界のお役様に喜ばれる製品を開発ていくと冷静かつ力強く未来への成長を宣言した。 貝印株式会社 および カイインダストリーズ株式会社代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)2008年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、当社入社。生産部門のカイインダストリーズ株式会社や海外関連会社KAI U.S.A. LTD.への出向を経て14年帰任。国内営業本部と経営管理本部では副本部長、グループの核となる経営戦略本部、マーケティング本部、研究開発本部の3部門にて本部長に歴任。取締役 副社長就任を経て、2021年5月25日に貝印株式会社およびカイインダストリーズ株式会社 代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)に就任。 板垣李光人(いたがき りひと) ー 5年後に達成したい目標は? 板垣さん:役者業では今好きな仕事をやらせて頂けているのでそれがとても幸せで、これ以上特に思い浮かびませんが、海外の映画祭とかに行ってみたいなと思います。身近なところでは、家の植物を枯らすことなく大きく育てたいです。あと、個展は一度やったことで、あれもしたい、これもしたいという考えが湧いてくるので、そのアイデアを形にしたいと思います。 2002年生まれ。2013年に俳優デビュー。主な出演作に「silent」「フェルマーの料理」「マルス-ゼロの革命-」、大河ドラマ「青天を衝け」「どうする家康」、映画「劇場版 君と世界が終わる日にFINAL」「陰陽師0」「ブルーピリオド」「八犬伝」「はたらく細胞」などがある。俳優業の傍ら、報道番組「news zero」への出演や、アートの分野でも自身初となる個展「愛と渇きと。」を開催するなど多方面で活躍。 篠原ともえ(しのはら ともえ) ー 5年後に達成したい目標は? 篠原さん:2020年に夫とデザイン会社を立ち上げて、今はチームでモノづくりをしていますので、アイテム自体のクリエーションを高めていくことと、今回のご縁を機に貝印さんとのコラボをしたいと思います。 1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。メディアでの活動を経て、衣装デザイナー、イラストレーター 、テキスタイルデザイナーとしても活躍。2020年アートディレクターの池澤樹とともにクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年デザイン・ディレクションを手掛けた革の着物作品がニューヨークADC賞(銀・銅)、東京ADC賞を受賞。