12月18日都内にて、アスリートやスポーツに関する社会貢献活動の優れた ロールモデルを表彰する「HEROs AWARD 2023」が開催された。アスリート部門は、プロスノーボーダーの荒井daze善正、元競泳日本代表 伊藤華英、プロ野球選手の和田毅、チーム・リーグ部門は、北海道日本ハムファイターズ、企業部門は、アディダスジャパン株式会社、アーティスト部門は歌手 一青窈が受賞した。

一青窈 受賞の声

コロナ禍ではなかなか病院でライブを行うことが叶わないこともありましたが、児童養護施設で歌うことが多くなり、新たに虐待について知ることになりました。私も子供が3人いますが、(施設で)子供たちが歌を聞いて元気がでるのであれば、「命ある限り歌います。」

【受賞者プロジェクト】一⻘窈:「GIGI Project」
<活動内容>児童養護施設や病院でのチャリティライブ、難病啓発のための楽曲提供、こども宅食や子ども食堂への食材寄付、環境問題をテーマとしたイベントへの参加ほか

プロスノーボーダー 荒井daze善正 受賞の声

2018年からHerosの活動に参加させて頂き、多くのアスリートに活動の視野を広げて頂きました。「治療が必要な全ての患者さんが治療の場に立てる」という目標は最初から変わっておりませんし、これからも突き進んでいきたいと思います。

元競泳日本代表 伊藤華英 受賞の声

女子学生アスリートの生理とそれに伴う体調変化に関する教育・情報不足を課題として、その認知をたかめる活動を3年程続けてきましたが、私たちが重要視しているのは、男女問わずこの授業を受けてもらうことです。多くの方に参画して頂きたいと思っておりますのでこれからもよろしくお願いします。

プロ野球選手 和田毅 受賞の声

発展途上国ではワクチンがないために、1日4000人の幼い命が失われている。この事実を知った時、何かしなくてはと思いました。僕のルール〜1球投げるごとに 10 人分のワクチンを寄付〜 を掲げ、活動を続けていますが、もっと多くの方に知って頂き、亡くなる子供の数が「0」になるよう、現役生活は長くないかもしれませんが、 できる限り腕を振り続けていきたいです。

 和田投手のメッセージ:https://www.youtube.com/watch?v=snL-4i__EKo

北海道日本ハムファイターズSCO 稲葉篤紀

(今までの活動が)本当に地域の皆さんのためになっているのだろうかと思う時期もありましたが、数字で評価されること難しい中、この賞をいただいて嬉しく思いますし、改めて継続が大事だなと感じました。今年からエスコンフィールドHOKKAIDOに変わりました。 また新たなSC活動をみんなで考えて取り組み地域の皆さんのためになるように頑張りたいです。

【受賞者プロジェクト・活動】稲葉篤紀: 自立援助ホーム支援の「フード・カウンター」、ウォーキングを通したパラスポーツ支援の「あしあと基金」、ウィンタースポーツ助成の「ゆきのね奨楽金」など、野球振興や北海道の地域課題解決に繋がる取り組み「SC(Sports Community)活動」が評価された。

アディダスジャパン株式会社