ミス・グランド・ジャパン 2020 日本大会が 9月11日(金)、The Grand Hall(港区)より世界に向け日本大会ライブ配信を生中継で開催された。当日はライブの模様を YouTube LIVE、 Facebook LIVE、 TikTok LIVEと 3つのメディアから国内外に配信され、日・英2か国語で大会は進行された。審査内容は、水着審査、ウォーキング、ボディーチェック、スピーチ、イブニングガウンと5つのセグメント。大会の審査には、2度にわたる事前審査とSNS審査、そして当日のパフォーマンスが総合的に反映された。見事グランプリに輝いたのは、1300年続く神社の家系で育った佐治瑠璃(さじ・るり)さん。

ミス・グランド・ジャパン2020 グランプリに輝いた佐治瑠璃さん Photo By Japan Art Entertainment

コロナ禍の世界にファイナリストそれぞれが訴えるメッセージをプラカードで表現

「Stay Home」「Social Distance」「With Corona」など、世界情勢を考えた社会に対するメッセージをプラカードに掲げ、ポップな衣装にカラフルなベレー帽とマスク姿でファイナリストが登場した。 世界でも類を見ない、全員が一度もマスクを外さないスタイルを貫き、ウォーキングや目力、ポージング、そしてスピーチなどで出来る限りの表現を出し切ったファイナリストたち。

新型コロナウィルスに対するファイナリストそれぞれが訴えるメッセージをプラカードで表現 Photo By Japan Art Entertainment
新型コロナウィルスに対するファイナリストそれぞれが訴えるメッセージをプラカードで表現 Photo By Japan Art Entertainment

レインコートを羽織った水着審査

水着にマスク、水着にレインコートと一見アンバランスな組み合わせをトータルコーディネートで見事に着こなし、 エレガントにレッドカーペットをウォーキングをし、磨き上げたスタイルを水着審査で披露したファイナリストたち。2018年に世界大会でTOP5に選ばれた小田はるかさんのプレリミナリー審査での輝きが頭をよぎった。

ミス・グランド・ジャパン2020 水着審査 Photo By Japan Art Entertainment
ミス・グランド・ジャパン2020 水着審査 Photo By Japan Art Entertainment

イブニングガウン審査を経てTOP10が選出

ミス・グランド・ジャパン 吉井 絵梨子 代表、全大会グランプリ 湊谷亜斗林さん、そしてミス・グランド・ジャパン 2020 ファイナリストたち Photo By Japan Art Entertainment

ポップな水着審査からガラッと雰囲気を変え、エレガントなイブニングガウンに身を包んで登場したファイナリストたち。まるで、少女から女性へと大会を通して成長する姿を表現して見せた。TOP10に選ばれた10名は、最後のスピーチ審査に進んだ。TOP10は、 肥塚 結莉 (こえずか・ゆり)さん、中村 彩 (なかやま・あや)さん、若林 ありか (わかばやし・ありか)さん、佐治 瑠璃 (さじ・るり)さん、小熊 まかは (おぐま・まかは)さん、中山 政美 (なかやま・まさみ)さん、筑井 美佑輝 (つくい・みゆき)さん、京谷 果林(きょうたに・かりん)さん、五郎丸 実希 (ごろうまる・みずき)さん、浅川 あいり (あさかわ・あいり) さんの10名。

TOP10によるスピーチ「ミス・グランド・ジャパンとして実行したいこと」

TOP10 に選ばれた10名による、ミス・グランド・ジャパンとして実行したいことをテーマにしたスピーチではそれぞれが気にかけている社会問題や実行したい活動などを含め、「人権問題」や「命の大切さ」「伝統文化の継承」「孤立育児」「平和と心」など、様々なテーマを40秒以内で発表した。なお、全スピーチは、英語のサブタイトルがつけられ世界に発信された。

ミス・グランド・ジャパン2020 TOP 5 Photo By Japan Art Entertainment

心の平和は人類の平和

「心の平和は人類の平和。互いの文化を知りその文化を尊重しあうことが平和実現への第一歩」とスピーチをはじめた佐治さんは、1300年続く神社の家系に生まれ育った。佐治さんは、「日本代表になり日本人の心、感性を受け継ぐシンボルとして、長い歴史で培われた日本の文化をひとつひとつ発信していきたい」と決意を述べた。

ミス・グランド・ジャパン2020 グランプリに輝いた佐治瑠璃さん Photo By Japan Art Entertainment

西田所感:全員の安全を徹底的に考慮した結果生まれた全審査マスク着用というスタイルは、ミスコンの世界ではとても難しい挑戦的な試みだったのではないでしょうか?マスクも衣装の一部であることを感じさせるスタイリッシュなデザインもさることながら、ファイナリストは表情を十分に見せられない分、目力や美しいウォーキング、そしてオーラや喜びをそれぞれが自身の体を使い、個性として伝えていたように感じました。コロナ禍で、エンターテイメント業界が様々な工夫を凝らす中、マスクファッションを思いきり楽しみ、「キュート」に「クール」に世界に発信できた、そんな大会であったと感じました。佐治さんの更なる進化が楽しみです。

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