ベリッシマ・ジャパン(代表:大島一恵)主催ミセス・ユニバース2020がいよいよ、2020年9月23日(水)に開催される。 BPMは、2019年にSDGsのセミナーや取材を通じSDGs活動のサポートを行った。 今年は新型コロナ禍の対策として、主に取材形式でサポートすることとした。今回は、ミセス・ユニバース日本大会に出場する3名にご登場いただき、ミセス・ユニバースへの想いやSDGsに関連する話を伺った。

中山礼奈(なかやま・あやな)さん 会社役員

ミセス・ユニバース・ジャパン2020 ファイナリストの
中山礼奈さん お写真:ベリッシマジャパン提供

BPM西田:中山さんは、会社役員と伺っておりますがミセス・ユニバースに挑戦しようと思ったきっかけ、そして大会へ参加することに対して今、どのようなお気持ちでいらっしゃいますか?

中山さん:「新しい価値を創りたい」これが、私がミセス・ユニバースに応募した理由です。今、自分が出来ること、やりたいことを思案した時に世の中の誰かを幸せにする活動をしたいと思ったからです。

BPM西田:「新しい価値を創る」ですか?具体的にお聞かせいただけますか?また、世界の共通目標として国連サミットで採択された2030年までに達成を掲げたSDGsについてのお考えをお聞かせください。

中山さん:「日々の暮らしの中でSDGsを取組むには何ができるか」これは私のテーマでもあります。クリーン活動も雄大な山や川、海の景色を100年後の子どもたちにものこしたいと考え、1人から、家族、そして今はファイナリストとして企業様と一緒に活動する機会を持つことが出来ました。また、昨年知人が14歳で白血病となり、移植の過程で子どもを産むことを諦める選択肢を突きつけられ、母親として生きる可能性を残したいと卵子凍結をしました。彼女は、闘病経験のある女性が「女性としてのアイデンティティー」をもち、自分らしく生きたいと願う人々の希望となる活動をしていくと心に誓いました。私は、その情報を発信していくことで、より多くの方々に現状を知ってもらうと同時に偏見をなくしたい、そして闘病経験のある人たちへの心のケアができるサポートシステムを作りその情報を世界中とクロスオーバーしたいと思い新たに活動を始めたところです。

BPM西田:中山さんは、実践的な活動をしていかれたいのですね。それが、「新しい価値を創りたい」というところにつながっていくのですね。

中山さん:クリーン活動に関しては、子どもの意識改革を進めていくことで、1000年先も日本の美しい姿を遺す。ジェンダー支援は継続的に活動していけるシステムを構築する。これを多くの方々と手を携えて創ることができる。これこそがミセスユニバースの強みではないでしょうか。そしてこれがこれからの時代の新しい価値になると確信しています。

BPM西田:たくさんお話をお聞かせいただきありがとうございます。最後にSDGsに対しての今後の取り組みなどお聞かせいただけますか?

中山さん:ひとりで、家族で、クリーン活動を始めたきっかけは、吉野の川に遊びに行ったことでした。水は綺麗なのに、思った以上にゴミがあったのです。子どもが遊ぶのも危ないと思うようなガラス、針金も多く、それらを拾い始めたことでした。未来の子どもたちに、「変わらぬ日本の原風景をつなげていきたい」と願っていたこともあり、以来、川や海、山へ行くたびに、子どもは1人25個以上ゴミ拾いをしてから遊ぶことが日常となりました。個人として持続可能な支援をするためには「無理をしない」「ストレスのない支援」が大切だと考えています。また、この『SDGs持続可能な開発目標』は2030年までとされていますが、今ある自然をのこしていくには、それ以降も永続的な支援が求められます。子どもたちとゴミを拾い、いかにプラスチックゴミが多いかに気がつきました。そしてそのことで、買物の際にもなるべく簡易包装、或いは紙で梱包してあるものを選ぶなど、購買行動が変わりました。これこそが永続的な環境活動の一環には不可欠だと考えております。子どもたちの意識が変わり、それが次の世代へと引き継がれていく。100年後、1000年後の未来にこの自然を受け継ぐ為には、意識改革となる教育はコアだと思っています。私たちが望む未来の在り方を日頃から考えることで、未来は如何様にも変わると信じ、暮らしの中でSDGsに積極的に取組んでいます。

BPM西田:中山さん、いろいろと貴重なお話をありがとうございました。今後のご活動がごとても楽しみです。

岡崎裕子さん(おかざき・ゆうこ)さん重度知的障がい者施設看護師

ミセス・ユニバース・ジャパン2020 ファイナリストの
岡崎裕子さん お写真:ベリッシマジャパン提供

BPM西田:岡崎さんが気になっている社会的テーマについてお聞かせください

岡崎さん:HSPという気質をご存知ですか? HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)「人一倍繊細で敏感な人たち」です。全人口の15~20%は生まれつきこの特性を持つといわれています。特に日本女性は、相手の気持ちを感じ、細やかな思いに溢れている方が多いですよね。ですので、日本女性の割合はそれよりも多いのではないでしょうか。

BPM西田:日本人にHSPの方が多いのではという推測は納得できるような気がします。

岡崎さん:私もそのHSPの1人なんです。長年、ネガティブな思考の負のループの中で苦しんできました。「何で上手くいかないのだろう」「なんて自分はダメなんだろう」 そのような時に、現在看護師として仕事をしている職場の利用者さん達との出会いがありました。私よりももっと繊細で敏感、そして裏切ることを知らない人たちでした。 彼らは、重度知的障がいをもつ方々です。全人的な看護ケアの学びとも出会えたことで、私は心身の健康と笑顔をとりもどすことができました。

BPM西田:ミセス・ユニバースと出会い、SNSでも精力的に発信されているようですが。

岡崎さん:ミセスユニバースに挑戦することを決めてから、私のSNSの発信テーマは「女性はいくつになってもからでも変われる」「変わろうと思った瞬間から輝くことができる」にしました。そうしたら、「応援しています」「私もHSPであることに気づけて楽になりました」「私も変われそうと思えました」というような、嬉しいメッセージをたくさんいただけるようになりました。そのメッセージは私の中で、大きなパワーとなっています。私は1人ではないのです。 私は彼女達と一緒にコンテストの舞台に立つ、そのような思いで臨みます。

BPM西田:SDGsについてもお伺いしたいのですが。岡崎さんが気になるSDGsは?

岡崎さん:SDGsという言葉は、残念ながらまだ私の周りでも認知度は低いです。とてももったいないことですよね。それまでのCSRといった社会貢献の形は、自分の中に余裕がないとできないといった印象を持っ てしまいがちでした。それに比べてSDGsは、解決しなければならない17の目標や社会的課題がすでに提示されているので とてもわかりやすいですよね。私自身、社会貢献がたくさん思い描けるようになり、グッと身近になった者の1人です。知れば知るほど、実はすでにやっていることも多いことに嬉しくなります。

BPM西田:岡崎さんは、SDGsを知らぬ間に実践されていたのですね。

岡崎さん:女性である自分を愛し、自信を持って生きていくことも立派なSDGs
であるということは、今回ミセス・ユニバースに応募した行動そのものもSDGs
ミセスコンテストそのものがSDGsだと思っています。コンテストに挑戦する姿をSNSで投稿することもSDGsにつながる。その行動のひとつひとつが、目標達成に近づくと思うととてもワクワクします。まずはSDGsの認知度を広げるために、発信していくこともファイナリストの重要なそして楽しん でできる任務と私は思っています。

BPM西田:岡崎さんの発信が多くの人に影響を与えるのではないでしょうか? 素敵なお話をありがとうございました。

佐竹博子(さたけ・ひろこ)さん エジプト-アジア ビジネス アソシエーション顧問

ミセス・ユニバース・ジャパン2020 ファイナリストの
佐竹博子 さん お写真:ベリッシマジャパン提供

BPM西田:ミセス・ユニバースに馳せる思いをお聞かせください。

佐竹さん:ミセス・ユニバースへの挑戦は「私は誰のために何ができるのか」を自分自身に問い考える機会となっています。15歳で単身渡欧して以来、長く海外で暮らしてきました。特に、アラブ諸国で出会ったミス・アラブワールドの受賞者たちが社会で活躍する姿はとても印象的で、強く記憶に残っています。「女性は美しくあっていい」という絶賛なる美への肯定や、「自分を大切にするからこそ、誰かに大切にされる。誰かに大切にされれば、誰かを大切にできる」という「ハッピー・スパイラル」な考え方などは、私がアラブ女性たちから学んだことでした。

BPM西田:ミス・アラブワールドの受賞者との出会いやアラブ圏での生活が佐竹さんににとってかけがえのないものだったのですね。

佐竹さん:ミセス・ユニバースへの挑戦が終わるころ、前述の問いかけへの私なりの答えが見つかっているはずです。その答えを持って、各国の代表者たちと語り合い、そして未来社会への思いを共有できればいいなと夢に見ています。個人的には、私のことを両手を広げて懐に温かく迎え入れてくれたアラブ世界への感謝の念は多大なるもので、近くは、アラブ圏の難民キャンプで、内戦で全てを失った女性をサポートするお仕事に関わりたいと思っています。

佐竹さん:「ジェンダー・エンパワーメント」という言葉をご存知でしょうか?女性の識字率や進学率、平均寿命や政治参加など女性が社会でどれくらい自由に活動し活躍できているかを総合的に判断して算出されるものです。 国連開発計画(UNDP) が発行する人間開発報告書に各データが掲載されていますが、データ欄には空欄が目立ちます。男性でも拾える声はおおよそ拾い尽くされているので、データ欄の空白は、例えば、女性同士という安心材料がなければ話せない環境にある女性や、女性でなければ立ち入れない場所に生きる女性、また、自分から声をあげれない人たちの「声なき声」があることを示しています。「ジェンダー平等」は、女性だけの問題ではありませんが、その根底には、女性だから/女性にしか関われない小さいけれど大きい課題がたくさん残されていることを皆様にも知っていただければと思います。

BPM西田:「声なき声」を発信することもミセス・ユニバースとしての大義なのかもしれませんね。佐竹さん素敵なお話をありがとうございました。

2020年9月23日(水)には、フィットネスウェア審査 、イブニングガウン審査、 30秒の英語での自己紹介、2分間日本語スピーチ、 知性・品性・社交性・表現力や社会貢献度 などを考慮し、日本代表が決定される。

大会の詳細は、ベリッシマジャパン公式ホームページをご覧ください